外部照射治療システム
リニアックとは日本語では直線加速器といいます。電子を直線状に加速して治療に必要な高エネルギーのX線と電子線を作り出す装置です。 複雑な照射野形状を形作るための多分割絞りと、治療寝台上で照射位置を確認できる装置を備えています。
第一リニアック室 True Beam
- 使用可能X線 4/6/10MV
- 使用可能電子線 4-18MeV
- マルチリーフコリメーター
- OBI ( On board Imaging)装置
- Portal Vision
- 呼吸位相検出装置
第二リニアック室 True Beam
- 使用可能X線 4/6/10MV
- 使用可能電子線 4-18MeV
- マルチリーフコリメーター
- OBI ( On board Imaging)装置
- Portal Vision
- 呼吸位相検出装置
- 位置照合装置 (ExacTrac)
放射線治療計画用CT
治療の計画作成に用いる大口径の多列検出器付CTです。実際の治療と同じ体位で撮影を行い、治療計画装置に画像データを転送します。
- Aquilion LB
3次元治療計画装置
治療計画CTから送られた画像データをもとに、病巣の部位・形状に合わせて最適な治療方法を決定、周囲の組織も含めた三次元的な線量の計算を行います。ここで作成された治療計画がそれぞれのリニアック装置に転送されます。
- Eclipse
- 治療計画 サーバー
放射線治療情報管理システム
- Aria