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「AI技術を活用した非接触X線撮影支援システム開発に関する研究」の実施について
本研究の説明文書はこちらです(←クリック)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場においても感染予防に関するニーズが高まっています。胸部X線撮影は撮影件数が多く、検査の際に誘導やポジショニングを行う診療放射線技師は、被検者との接触機会が多いため、感染リスクが大きいと考えられています。
放射線科学教室(診断)では、非接触で胸部X線撮影が行える支援システムの開発を、富士フイルム株式会社と共同で行います。放射線技術室と保健管理センターの協力のもと、本学(病院)教職員健康診断で取得される皆様の胸部X線画像等*の利用と胸部X線検査の様子を動画記録させていただく前向き観察研究を実施し、それらを本システムの開発に活用させていただきます。
*胸部X線画像、年齢、性別、身長、体重、腹囲
本研究の目的
AI技術や各種センサ技術を活用し、診療放射線技師が被検者に触れることなく、ほぼ自動で胸部X線撮影を行うシステムの開発を行うこと
主要評価項目
被検者の高さの推定精度、ポジショニングの判定精度
研究デザイン
前向き観察研究
適格基準
選択基準(およびその理由):
1. 慶應義塾大学病院の教職員健康診断で胸部X線撮影を受けられる方
2. 年齢:18歳以上(成人を対象とする)
3. 性別:制限無し(性別の制限が不要のため)
4. 本研究の主旨を理解し、同意していただけた方
除外基準(およびその理由):
1. AI学習を行う際に解像度等の条件で不適切と研究者側が判断した場合(学習に不適切なデータを研究者が除外できる余地を残すため)
2. 本研究への協力の文書による同意が得られていない場合
予定研究対象者数
4000例
実施期間
2021年12月28日から2025年3月31日まで
共同研究実施体制
研究機関名 |
実施場所 |
慶應義塾大学病院 |
放射線技術室一般撮影部門 |
慶應義塾大学 |
保健管理センター信濃町分室 |
慶應義塾大学医学部 |
放射線科学教室 |
富士フイルム株式会社 |
メディカルシステム開発センター |
共同研究の主幹となる機関
共同研究代表者 |
氏名 |
陣崎 雅弘 |
所属 |
慶應義塾大学医学部放射線科学(診断) |
|
共同研究事務局 |
氏名 |
山田 稔 |
所属 |
慶應義塾大学医学部放射線科学(診断) |
研究問い合わせ窓口
氏名:山田 稔
所属:慶應義塾大学医学部放射線科学教室(診断)
連絡先:〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
TEL:070-4833-4192
Email:yamada.z8@keio.jp
IRB
慶應義塾大学医学部倫理委員会